軽貨物運送会社が考える、コスト削減のコツ【その2】 自社ドライバーの弱点と解決法
物流時代の富樫です。
前回は、なぜ多くの会社が自社でドライバーを抱えているかについて考えてみました。
では今回は、自社でドライバーを抱えた時の問題について考えてみましょう。
外注でなく、社員としてドライバーを雇った場合のリスクは、主に以下の4点が考えられますね。
1)車の維持、補償
運送のための車と、それに関連する保険等々が必要になります。
2)ドライバーの人件費
社員として雇っているので、人件費が毎月必要になります。
3)仕事の波
ドライバーを雇っているとはいえ、常に同じボリュームで仕事があるとは限らないですね。
仕事が少ない時は時間を持て余してしまい、多い時は人数が足りない…と、悩むところです。
4)ドライバーが休んだ時の代打
そして大きいのはこちらですね。
ドライバーを複数人抱えている会社なら良いですが、一人しかいない店舗などの場合は、社長がピンチヒッターで運送するなど、
現場に無理がかかることがあるようです。
ドライバーを社員として雇うかどうかは、
このメリットとデメリットを比べて考えることになりますが
中小企業では、自社ドライバーのデメリットが、ときに大きな負担になってしまいます。
では、ここで外部の契約ドライバーを入れたらどうなるのか?
そちらを考えてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前回の記事『軽貨物運送会社が考える、コスト削減のコツ【その1】 理想的なドライバーとは』もよろしければどうぞ。