VOL.06 登尾 高広さん|物流時代 DRIVER'S INTERVIEW
VOL.06 登尾 高広 さん 39歳
今回は、10年以上運送業に携わっているベテランドライバーの登尾さんにお話を伺いました。
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運送業のキャリアはどのくらいでしょうか。

登尾さん前職もドライバーで13年くらいはドライバーをやっています。
以前は大きい車での運送業を行っていましたが、軽自動車での運転の方が事故も少ないだろうと考えて軽配送へ変更しました。
物流時代でのキャリアは1年くらいです。

普段はどんなお仕事をされてますか

登尾さん宅配がメインです。大手運送会社の委託ドライバーとして、業務しています。

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物流時代でお仕事を始めたきっかけを教えていただけますでしょうか。

登尾さん大阪から上京してきて金銭的に最初苦しかったので、タウンワークの情報誌を見てお仕事を始める際の条件が良かったので、物流時代で働く事にしました。

運送業として東京ならではの違いなどはありますでしょうか。

登尾さん東京は一方通行が多い気がしますね。また、地元では歩道を自転車が走るなどという事が普通にありますが、路側帯を走る自転車が当たり前に多くて、運転中の気の配り方が変わってきているように感じます。

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普段は、どのエリアを走っていらっしゃいますか。

登尾さん品川のエリアで仕事をしています。道順は結構混みあっていますが、新宿のエリアや渋谷のエリアに比べてはまだマシかなという感じです(笑)

お住まいはどのあたりでしょうか。

登尾さん品川区内で、現在のセンターの近くで、自宅の近くで働けています。

いわゆる社員としての働き方との違いがありましたら教えていただけますでしょうか。

登尾さん以前の運送会社では、一時期、社員としての働き方もしていましたが、とある時期からはずっと委託ドライバーとして働いていますね。
自己責任で仕事を請け負っている分、会社に対する責任の度合いが社員の時と比べて、少し楽になると思います。
よく現場ではお客様へのサービスに関係のない会社のルールなどの「しがらみ」があったりしますけれど、委託での業務については同じ責任でも少し気が楽に、伸び伸びとお仕事できています。

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大きな失敗など言える範囲でありましたらお願いいたします(笑)

登尾さん物流時代に入ってからはないですけれど、大阪時代の運送会社でドア開けたまま走って荷物をばらまいたことがあります(笑)

委託さんのなかでは独立志向が結構強い方や、高所得を目標に始めてる方が多いように感じますが、その辺はいかがでしょうか。

登尾さん免許以外の何の資格もなく始められるお仕事のなかでは、給与面が高く安定しているんじゃないですかね。
センターによるかもしれませんが、慣れてくれば自分の中で1日の時間の使い方も多少自由にできます。

これから軽配送のお仕事を始める同世代の方に向けて、アドバイスはありますでしょうか

登尾さんどんな業界でも、仕事上の知識として「覚えることも多くて大変」という事もありますが、軽配送の業界はお仕事を始めるにあたっての必要知識のハードルは低いと思います。
言い方は悪いですが、「誰でもできる」お仕事だと思います。
料理人であれば技術を磨いたり、レシピを覚えたりと大変な事も多いですが、複雑な知識はあまりいらないと思います。
初心者でもベテランでも、「最初地図を見てそのお宅に荷物を運ぶ」という業務なので、そこにちょっとした自分なりの工夫を加えていくだけです。ちょっとしたコツを加えるだけで業務がスムーズに回ります。
私の場合は2週間もあれば慣れたかなというところでしたので、同世代の方でもチャレンジして欲しいです。
1か月くらいすれば、またここに来たというような感覚がわかってくるので、早めにコツをつかんでいけば長く続けていけると思います。
始めたばかりの最初に心が折れなければ大丈夫です!!

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どのようなものを運んでいくのでしょうか。

登尾さん重くても30キロまでですからね。台車を使えば余裕で運べます。
最初は大変に感じるかもしれませんが、慣れていきます!

どのくらいの個数・件数を回るものなのでしょうか。

登尾さん最初の方でも50個は配れると思います。そこから慣れていって、100個と150個と成果が伸びていきます。
200個を超えていくと、どうやってもしんどいんです(笑)

すごい数ですよね(笑)

登尾さん時間的に厳しくなってくるんですよ。私の場合ですが、1時間に配れる限界がだいたい20個前後だと思うので、それを超えてくるとなかなか大変になってきますね。
だいたい200個くらいが壁になってきますね。

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所得の目標はありますでしょうか。

登尾さんわたしはとても高い所得を目標にしているわけではなく、安定して長くそのセンターに使っていただくことを意識しています。
そのために、自分のできる範囲の業務をきっちりこなしていくことを心がけていますね。
センターの社員さんが一番使いやすい動きをすることが、長く使っていただくコツです。

物流時代のサポートはいかがでしょうか。

登尾さんきちんと整備された車を手配してもらえたりと、大変満足しています。他の運送会社では、結構ヒドいとこもありますからね(笑)

本日は貴重なお話ありがとうございました。

登尾さんありがとうございました。