VOL.16 加藤 明彦さん|物流時代 DRIVER'S INTERVIEW
VOL.16 加藤 明彦 さん 42歳
今回は脱サラから自営の道を選択し、運送業でも活躍をされている加藤さんにお話ししていただきました。
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本日はよろしくおねがいいたします。早速ですが物流時代さんでドライバーを始めたきっかけを教えていただけますでしょうか。

加藤さんサラリーマンでずっと働いていたのですが、5年前に自営で働く道を選びました。別の業種で創業したのですがサラリーマン時代は運送業に携わっていましたので
多角事業をしてみたいなと思いもあり、応募したのがきっかけです。インターネットから応募をして、半年くらい走ってますね。

自営の道を選んだきっかけってありますでしょうか?

加藤さんサラリーマンをやっているとどうしても自分のやりたいようにやってみたいというのもありましたし、一回しかない人生なのでお金を稼いでみるというのも当然ありましたね。

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物流業界のご経験があったということで、ある程度ノウハウがあった状態で始められたのは、いい部分もあったのではないでしょうか?

加藤さんそうですね。業界自体は知っていたので、会社を選ぶときもしっかりと下調べをしました。色々な会社がある業界なので軽車両をローンで買わせるとかマージンが高い。といった委託ドライバーに対して少々不利な会社もあるなかで、
物流時代は売り上げの何パーセントが報酬で車両のレンタル費がいくらで、初期費用はかからない。というのが、明確に書いてありましたので、良さそうだと思って、面接に行きました。

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実際に宅配の現場で業務をしてみて、感想はどうでしたか?

加藤さん結構エリアが広いなと思いましたね。
これは委託先のセンターにもよるところかもしれませんが、最初の頃は1日20キロは歩いていて、15キロは痩せましたよ(笑)

えっ、歩いて配ってるんですか!?

加藤さん結構委託だと軽車両で脇道入っていって、車で配達しているイメージがあるかもしれませんが、契約している駐車場に通勤用の車を止めて、台車か電動自転車で配ることもあります。

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物量ってやっぱり多いですか?

加藤さん私の場合は一日に完了できる量がだいたい130個か140個くらいですね。持戻りはあるので、持って行くのは150個程度でしょうか。

皆さんやはりたくさん配るんですね。お仕事をされていて、ツラいと感じられるところはどのようなところでしょうか。

加藤さん体力的には慣れたのでツラくないですが、指定した時間にお客様がいないというのが一番ツラいですね。先日ニュースで取り上げられたのも、わからなくはないですね。
委託先の良心的なサービスのためしょうがないのですが、不在になっているお客様は不在票を入れて、電話をいただけないとそのお宅に翌日も、翌々日も行かなくてはいけないのですが、土曜日の時間指定で不在の方は、通常お仕事で平日の不在の確率は高いですからねー。
お客様から「平日はいないから翌週の週末にきて欲しい」と一本ご連絡をいただくだけで、効率はかなり変わります。いろいろと業界が見直されてくるとは、思いますけどね。
実際の委託先の社員さん達が、法律上限られた時間でお仕事している中で、そのお手伝いをしているのが私たちなので、拘束時間が長いとかは現状仕方がないと思います。その分報酬の対価が支払われていますので。

ありがとうございます。時間的にはどのくらいお仕事をされていますか?

加藤さん朝の8時前くらいにセンターに行って、早ければ夜9時前にくらいに終わるって感じでしょうか。

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安定的に物量を配達するというところで、何かコツのようなものはありますでしょうか?何かの映像で軽配送用の車にパンパンに荷物を積んでいるのを見たのですが(笑)

加藤さんあれタコ積みって言うんです(笑)軽のBOXカーだと荷物の大きさにもよりまけど、100個から120個は詰めるんですよね。
実際にそんなに積んでしまっては、荷物探すのに手間取ってかえって非効率になってしまいますけどね。個数を伸ばすのは他のドライバーさんの手伝いをして、自分のコースじゃないところで商業物流のまとまった個数口があったりすると個数が伸びます。
そのような機会があったら積極的に持って行くようにしたらいいと思います。あとは、お客様の在宅時間とか、よく配るお宅を覚えておくことが大事かと思います。伝票を先に剥がして配る方もいるのですが、誤配の原因になるのであまりオススメしません。
伝票をつけたまま積んで、配送先を記憶してしまった方が効率よく回ることができると思いますよ。半年もすれば覚えてしまうので、大丈夫です。
1時間で配れるのって20個くらいなんですよね。午前中の3時間で60個くらい配れていれば、いいペースですよ。意外と時間指定アリとナシが、同じ行き先になったりするので、覚えてないとダメですね。そのように少しずつ効率を上げることを考えると、少しずつ結果が出てくると思います。

同世代の方にこのお仕事をオススメできるところはありますでしょうか。

加藤さんふつうのサラリーマンだと、40歳くらいだと会社の中核になってくることもあるんだと思いますが、「自分の思うようにはできないという」ところがあるので個人事業主だとその点は自由がききます。
人間関係のストレスなどもあまりありませんので、オススメですね。慣れてさえしまえば、50万60万簡単に稼げてしまうので、普通にやってみたらいいと思います。

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加藤さんの今後の目標などありましたら、教えていただけますでしょうか。

加藤さん仲間を増やしたいですね。自分一人での報酬は限界がありますから。仲間を増やすにしても、自分である程度やって見てノウハウを自分に蓄積したなかで、広げて行くビジョンはあります。
今年中に何人かは増やしたいなと思っています。あとは金山社長にも相談ですね(笑)

運送業界にはビジネスチャンスはたくさんあるというところですね。最後に物流時代のいいところをお聞かせいただければと思います。

加藤さんそうですねー。イニシャルコストがかからないのと委託ドライバーのサポート部分では、車を買わせたり、ぼったくろうというところが、全然ないのいいですね。
そして結構台数をいろんなところに入れているようなので、委託先からの信頼があるのが、仕事をする部分でやりやすいです。仮にわたしが引越しをして、違う場所に住むことになっても、違うセンターに変えてもらうこともできると思います。

ありがとうございます。これからもお仕事頑張ってください!

加藤さんありがとうございました!!