- VOL.29 蛯沢 藍海 さん 35歳
- 今回は、前職は飲食店で働かれていた女性ドライバー、蛯沢さんにお話を伺いました。
-前職はどの様なお仕事をされていましたか?
蛯沢さん飲食店で働いていました。
-初めての軽貨物事業ですか?
蛯沢さんはい。そうです。何もわからない状態からスタートしました。
-軽貨物事業を始めてどのくらいの期間が経ちましたか?
蛯沢さん丁度半年です。
-軽貨物を始めようと思ったきっかけを教えてください。また、数ある軽貨物事業者の中でなぜ、物流時代を選んだのでしょうか?
蛯沢さん前職の飲食店では管理職として任されていました。
アルバイトさんのシフトを組んだり、アルバイトさんが休んだら、代わりに自分が出たりと、休みもなく忙しい時は1日15時間働いていたこともありました。
しかし、給料にも反映されることがないまま、何の励みもなく辞めようと思ったのです。
どうせやるなら、稼げる仕事がいいと思い、インターネットで探してみたら、物流時代さんを見つけました。
この仕事に向いている・向いていないはあると思いますが、とりあえずやってみようという気持ちが強かったのですぐに応募しました。
初めての職種なので、何を基準にどこの会社を選んだらいいのかもわからなかったのですが、物流時代さんのインタビューの記事を発見して「ここにしよう」と決めました。
その時に全てのインタビューを拝見しました(笑)
-物流時代のインタビューを見て印象に残ったインタビューはありますか?
蛯沢さんもちろんありますよ!印象に残ったインタビューは、一日に200個も配るドライバーさんが居るという事です。また、そのドライバーさんは「お金が大好き!!」と言っていました。(笑)
一日に200個も配るドライバーさんって目標がしっかりしているんですよね。その目標に向かって稼ぐ!という想いがすごくインタビューで伝わってきました。私もそのドライバーさんを目指そうという目標が出来ました。
-物流時代のインタビューを見て励みになった事はありますか?
蛯沢さん他社の求人サイトはほとんど「文字」で求人を出していますが、物流時代さんは、「ドライバーインタビュー」というドライバーさんの本音が聞ける生の声があるので仕事に対する「イメージ」がとても分かり易かったです。初心者の私でもシュミレーションができました。
-同じ現場で女性ドライバーさんはいらっしゃいますか?
蛯沢さんはい。私の現場は結構多いですね。
ここ最近で女性ドライバーさんも増えてきているようです。
-蛯沢さんはフルタイムで朝から晩まで働いていますか?休憩はしっかりと取れていますか?
蛯沢さんはい。今はたくさん稼ぎたいので、週1回のお休みで、働いています。シフトの融通も利くのでたくさん働きたいときは今週の休みはいらないです!という日もあったり、連休が欲しい場合はその都度相談しています。
休憩は、毎日決まった時間に取るのではなく、荷物の量やその時の状況に応じて合間を見て取っています。
-一日何個配りたい。という目標はありますか?
蛯沢さん一日200個の荷物を配ることですね。現在は180個までの荷物は配れる日があったりするので、あと少し頑張ればクリアできそうな気がします。
-配送エリアはずっと同じエリアですか?
蛯沢さんはい。ずっと同じなのでお客様も親しみやすいというか覚えてくれます。
-この仕事をするまでは、蛯沢さんも荷物を受け取る側のお客様でしたが、実際にお客様に荷物をお届けする側になってみてイメージが変わったと感じることはありますか?
蛯沢さん私の自宅の周辺では女性ドライバーさんは見かけませんでした。私自身も男性のドライバーさんがほとんどなんだなと思っていましたし。ですが、私が女性ドライバーとして働いて感じたのは、案外女性のドライバーさんが多いのだという事と、女性ドライバーさんが増える事で親しみやすさだったり、受け入れてくれたりと新鮮なイメージはありますね。
-軽貨物を始めて最初の壁はありましたか?またその壁をどのように乗り超えましたか?
蛯沢さんはい。個数が伸びないという壁がありました。昨日よりも荷物をたくさん積んでいるのに、前日と同じ量しか荷物を配れていない。という日が続きましたね。
伝票の書き方や荷物を届ける順序を変えた方がいいのかな。など考えました。
また、積極的に社員ドライバーさんに聞いたりしたところ、地図を覚えることが大事と教わったので、それからは突然個数が伸びましたね。
-目標としているドライバーさんはいますか?
蛯沢さんはい。います。同じエリアで1日に200個の荷物を配るドライバーさんがいるのですが、
とにかくスピードが速いのです。そのドライバーさんの動きをいつもチェックしています。
-メンタル面で大変だったなと感じたことはありますか?
蛯沢さん個数が伸びなかったときは正直もういいや。となった時もありました。
でも、不思議と寝て起きると気持ちがリセットされていて、朝は新鮮な気持ちで仕事ができます。
-軽貨物のお仕事をする前に比べると車に乗る頻度が急激に増えたかと思うのですが、運転することに不安はありませんでしたか?また車両はご自身でご用意されましたか?
蛯沢さん最初は不安でしたね。普段車に乗る機会がそこまでなかったので、埼玉の中心部を走るのかなという不安はありました。実際は埼玉から少し離れた場所だったので安心しました。車両は物流時代さんのレンタル車両です。
-収入面は満足していますか?
蛯沢さんはい。まだ稼げると思っています。目標金額は月額売上80万ですね。
今は他のエリアの荷物もいただいて納得する報酬を得ているのですが、これからの目標は1つのエリアで納得する報酬を得られるように頑張ります。
-お仕事は楽しいですか?
蛯沢さん楽しいです!配送で使う機械(端末)の音がゲームのような効果音が鳴るんですよ。
その音が荷物を配り終えた!!という印というか合図というか、そう聞こえまして(笑)忙しいながらにも楽しみをみつけています!
-軽貨物の仕事をしてみてやりがいを感じるときはどんな時ですか?
蛯沢さん一番はお客様の笑顔を見た時ですね。無事に荷物を届けられたという気持ちで胸がいっぱいになります。
-最近軽貨物事業は忙しいとニュースでも話題になっていますが、お客様からのお気遣いや優しさに触れたなど嬉しいエピソードはありますか?
蛯沢さんそうですね。こんな遅くまで配達ご苦労様。と声をかけられると今日も一日頑張って良かったと思います。
-このお仕事は自分に向いていると思いますか?
蛯沢さん向いています!私の性格的に自分から「これお願い。あれお願い。」という指示を出すより、自由気ままに仕事ができるので合っているのだと思います。また社員ではなく個人事業主なので雇われている感覚がないので続けられているのだと思います。
-今後の目標はありますか?
蛯沢さん子供の為の貯蓄と車を購入したいですね。
-前ご家族の方はこのお仕事について理解してくれていますか?
蛯沢さんはい。元々私は仕事が好きで、仕事を始めると仕事優先になってしまうことは家族は知っているので、とても応援してくれています。
-女性で転職を考えている方や、蛯沢さんと同じように未経験者から軽貨物事業で働こうとしている方にアドバイスをお願いします。
蛯沢さんまずは一度やってみてほしいです。運転が好きで最初からドライバーの仕事をやりたいという女性は少ないと思います。いろんな職場で働いて悩まれて転職の一つとして考えてもらえたらなと思います。どの仕事もやってみないとわからないですが、頑張った分だけ報酬に繋がるので魅力は感じると思います。「稼げる可能性のある仕事」というのはこの仕事なのではないかなと思います。