VOL.12 田中 祥史さん|物流時代 DRIVER'S INTERVIEW
VOL.12 田中 祥史 さん 31歳
今回は弊社にて活躍されている、委託ドライバーの田中さんに実際のお仕事を赤裸々にお話しいただきました。
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本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、物流時代でのキャリアを教えていただけますでしょうか。

田中さん軽配送を始めてからはまだ1年経ってないですね。昨年の4月にタウンワークとインターネットを見て、面接を受けて「すぐにやりたい」とお願いして始めさせていただきました。
以前は色々な仕事をしていました。前職は製本の仕事をしていたのですが、よくいう技術職で一連の技術を習得するまでもかなりの時間が必要でしたし、所得面でも不満がありましたので、転職を考えていて応募しました。
求人内容には結構所得が高く稼げるように書かれていたので、「こんなに稼げるなら!」というのと「本当に?」というような疑問を併せ持って、お試しで始めようと思った記憶があります。

なるほど(笑)実際にやってみないとわからないところはありますよね。いずれにしても、まったく違う業界に関しての不安はありませんでしたか?

田中さん運転は日常的にしていたので大丈夫だと思っていましたが、配達は道も知らないですし、どんな物を運ぶかもわからなかったので、多少の不安はありましたね。未知の世界に飛び込んだ感じでした。
スタートした当初はご飯も食べずに1日回って、100件も配れなかったです。

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最初は結構苦労をされたんですね。他に大変だった事ってありましたでしょうか?

田中さんいろんなものを運ぶ中で、重いものを高い階まで運ぶとかは最初大変でしたよ。水とか(笑)

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他の方も水の配達が辛いお話されてました(笑)

田中さん実際慣れれば、水もラクっちゃラクなんです。持ちやすい水と持ちにくい水がありますね(笑)まとめ買いされる方も多いので、配達の物理的な辛さは付いて回りますね。
後は、お客様の「居る、居ない」というのは結構頭を使いましたね。
そこに慣れるまで、1ヶ月くらいはかかったんじゃないですかね。
1ヶ月は地図見て、覚えて、回ってというのを繰り返していましたね。
最初のエリアは結構物量が少なかったので、慣れてくると余計に荷物が少なく感じてきて、同じセンターから違うエリアをもらい始めたのですが、それでも120個くらいの荷物しか配れなくて、面接の当初聞いていた「5分で1個配る」というのには全然足りてなかったので、物流時代に直接相談してセンターを変えていただいて今の現場にいます。

エリアが変わってからはいかがでしたか?

田中さん前のエリアと違い戸建てが多いエリアに変わったのですが、以前のエリアと違い不在などのお客さんの在宅に少し苦労しましたね。
エリアを変えていただいたので、物量はすごく多くて最初持戻りが50個あって、どうしようかなと思ったんですが、2週間位色々と考えて配達をしていって、いるいないを記憶していくようになってからは、持戻りの個数がかなり減りました。

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少し話は変わりますが、運送業のやりがいを感じる事ってありますでしょうか?

田中さんやりがいって結構難しい業種かもしれないですね。いいことばかりではないですから。しかし自分で目標を立てていって、それをこなせるって人には向いているお仕事だと思います。
数字の目標に対しての達成感のみたいなところと、150個配って、180個配って、200個配った!というような、目に見える「やってやった感」はあると思います。そしてまだやれるみたいなところを思う時があります。

田中さんのお仕事中の目標って、どういうところにありますでしょうか?

田中さん1日150個以上は配れるようにやっていますね。
運送業自体を始める時に決めたのですが、2年間という縛りを決めてこの仕事をやろうと決めました。自分自身が組織に入って勤め人をやるよりも、事業者の方が向いているのはわかっていたので、この仕事でお金をためて、何か自分で事業をやりたいなと思っています。

お休みはどのように過ごされていますか?

田中さん基本的には、家族と過ごしています。時間があれば自分が食べる用と配るようくらいで、野菜づくりをやりたいなと思っています。

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お仕事をされるうえでの経費ってどんなものがありますでしょうか?

田中さん私は週払いで委託費用をもらっているのでその手数料の5%と車のレンタル料とガソリン代が経費でかかります。ガソリン代は大体1日1,000円くらいで計算しています。

このお仕事ってどうゆう人が向いていると思われますか?

田中さん体力よりは根気がある人が向いていますね。自分で目標を決められる人にはあっていると思います。初めてやる人は求人の所得に魅せられて応募してくる人も多いと思います。未知の世界に飛び込む人で、その仕事を続けられるかどうかというのは、結果が出なかった時に「こんなものか」と思うか「もう少し頑張ってみよう」とその場その場で臨機応変に対応できるかどうかで結果が変わると思いますね。そして欲があんまりない人は配れる個数は伸びないと思いますよ。
私は数字を伸ばすために夜まで粘って、不在票からの連絡が来て個数が配れるようにしています。

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ありがとうございます。最後に物流時代の良いところってどんなところでしょうか?

田中さん今まで色々な業界を見てきたつもりですが、さまざまな対応はすごく早いなと感心します。連日連夜個数が伸びない相談をした時も相談に乗ってくれて、センターの手配をしてくれたのは感謝しています。運送業界自体も始めたばかりの時期で、自分が個数を配れる信用もなかったと思うのですが、それでもセンターを変える判断をしてくれたのはありがたかったですね。

長い時間お付き合いたいだきありがとうございました。これからも頑張ってください!

田中さんありがとうございました!