- VOL.63 木下 翔太郎 さん 26歳
- 今回は、不動産の営業からドライバーへ転職された木下さんにお話を伺いました。
-軽貨物の仕事を始めてどのくらい経ちましたか?
木下さん7か月目くらいです。
-前職はどのような仕事をされていましたか?
木下さん前職は不動産の営業をしていました。主に、地主さんのお宅を1軒ずつ訪問し、持っている土地を有効活用しませんか?というような訪問営業をおこなっていました。
その前は医療関係の仕事をしておりました。
この仕事は医療機関に事務員を派遣する仕事で、主に現場職員の管理の業務をしていました。
-どのようなきっかけで転職をされたのでしょうか?
木下さん前職を辞めてから軽貨物の仕事に就くまでの間、半年のブランクがあったのですが、その期間中に国家資格を取るための試験勉強をしていました。
しかし現実は厳しく、その試験期間の為の貯蓄が無くなっていき、自分には何が出来るだろう。と考えたときに、体力に自信があるということと、記憶力がこの試験勉強時に高められたと実感したため、宅配しかないと思い転職しようと思いました。
-国家資格とはどのような業種でしょうか?
木下さん航空関係の仕事でして、パイロットと交信するという業務です。
将来的には航空関係の仕事に就きたいと思っているので、そのための貯蓄の為にも頑張ろうと思っています。
-物流時代を選んだきっかけは?
木下さん何社か求人で探していたのですが、たまたま上位にあったのが物流時代さんで。
他社さまの面接もお伺いさせていただいたのですが、面接をした際に担当してくれた方の印象が良く、この会社にしようと決めました。
また、完全歩合制というところが魅力に感じ、やればやるだけ収入に繋がるというのがやる気を出させてくれました。
-軽貨物の仕事を始めて苦労した点はありますか?
木下さんドライバーさんとのコミュニケーションです。前職は営業をしていましたが、コミュニケーションをとるのがそこまで得意ではなく(笑)
ただ、軽貨物の仕事を始めてから、他のドライバーさんや社員さん達とコミュニケーションを取ることで、信頼関係が出来、仕事をするうえで働きやすい環境になっていくので、ドライバーさんや社員さんのお話はしっかり聞いて業務をこなしています。
-楽しいな・良かったなと思う場面はありますか?
木下さん配達するエリアが決まっているのですが、よく配達にお伺いするお客様からお菓子や飲み物をもらったり配達中に声をかけてくださる方がいると、すごくうれしい気持ちになります。
コミュニケーションはドライバーさんだけではなく、お客様とも取ることで、お客様も安心してくれるので、やりがいを感じています。
-報酬面で満足できるようになったのはいつ頃ですか?
木下さん2カ月目です。
コロナの影響もあり、物量が増えている時期に宅配を始めたので、閑散期という時期をまだ経験したことがありません。
ただ、いつ物量が少ない時期になってもいいように、基盤をしっかりと作っているので、繁忙期・閑散期は関係なく、安定した収入を得ることには自信を持っています。
-同じ現場での年齢層はどのくらいですか?
木下さん僕が最年少くらいだと思うのですが、上は50歳くらいまでの方がいます。
-モチベーションを保つためにしていることは?
木下さん初めの2-3か月くらいまでは「稼ぎたい」という意欲だけで仕事をしてきていましたが、今は、なぜお金が必要なのか何のために働いているのかを考えたときに、これは必要・不必要という選択肢を取り入れることでモチベーションを保つようにしています。
-この仕事は長く続けられそうですか?
木下さんはい。自分の目標があるのでその目標に達するまでは続けていこうと思っています。
-この仕事に向いている人はどんな人でしょうか?
木下さん効率が良く、仕事のON・OFFがしっかりとできる方が向いていると思います。
また、人当たりが良く、気持ちの切り替え方が上手な人も向いていると思います。
-この仕事は難しいですか?
木下さん人それぞれ捉え方は違うと思うのですが、私は難しくないと思います。
この仕事は慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば、自分のやりやすいように出来るのでそれまでが踏ん張り時だと思います。
-個人事業主として働くことで不安はありませんでしたか?
木下さん最初はありました。確定申告はどうしたらいいのだろう。とか、税金・経費・年末調整のことなど、仕事以外で空いている時間はそのことについて考えたりしています。
個人事業主だからこそ経験できることなので、今若いうちに経験が出来ていることに感謝しています。
これからも頑張ります!