VOL.79 福元 大樹さん|物流時代 DRIVER'S INTERVIEW
VOL.79 福元 大樹 さん 32歳
今回は、トラックドライバーから転職された福元さんにお話を伺いました。
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軽貨物の仕事を始めてどのくらい経ちましたか?

福元さん一年半くらいです。

前職はどのような仕事をされていましたか?

福元さん2トントラックに乗って荷物を運んでいました。

どのようなきっかけで転職をされたのでしょうか?

福元さん以前も運送業ではありましたが、満足できる収入ではなかったため、完全歩合制の現場で稼ごうと思ったのがきっかけです。

同じドライバーという職種ですが、前職との違いはありますか?

福元さんそうですね。前職は仕分けされた荷物がトラックの中に綺麗に整頓されているので、上から順番に荷物を取り出すだけで配達に行くことが出来ましたが、宅配は毎日ルートを組み替える必要があったり、積み込みを自分でしたり、どこに荷物を積んだかなどを記憶する必要があるので、前職は楽な思いをしていたな。といま気が付きました(笑)


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大変だったことはありますか?

福元さん初めの頃は時間指定の荷物や再配達の連絡などが重なり、臨機応変に対応ができなく、お客様にご迷惑をかけたこともありましたし、頭の中で組んでいたルートを組み替えることもできずに苦労しました。

配達する上で工夫されている点はありますか?

福元さんお客様の在宅している時間帯を把握することと、再配達の連絡を少なくするということです。基本的に自分でルートを組むので、そこに再配達の連絡が追加となると、時間が間に合わなくなったり、再度ルートを組み替える必要がでてきます。
なので、基本的には「1回で確実に荷物を渡す」ということを目標にしています。


この仕事で生活できると手ごたえを感じたのはいつ頃からですか?

福元さん1年過ぎたくらいです。初めは保証期間がついておりましたが、保証期間が外れてからは自分が思うような配達ができず、苦労しました。その分、どうすれば早く配達が出来るかなど色々な方法を試してみてようやく1年過ぎたころで、満足できる収入までたどり着きました。


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心が折れそうになったことはありますか?

福元さんそうですね。ありますよ(笑)5階まで階段を使って水を運んだのですが、お客様がいなかったりとか(笑)
配達をしながら筋力トレーニングが出来ていると思えば問題ありませんが、最初は辛かったです(笑)

現在の最高配達完了個数はどのくらいですか?

福元さん240個です。

配達完了個数が伸びたきっかけは?

福元さんお客様の在宅率を把握することで伸びた気がします。また、常に宅配ボックスの空き状況なども確認しています。他の業者さんも利用するので、宅配ボックスの取り合いになる前に午前中になるべくたくさんの配達を行うように心がけています。

諦めずに配達を続けてよかったなと思いますか?

福元さん社員さんとのコミュニケーションも最初は上手に取れず、ぶつかり合ったこともありましたが、今はお互いに協力し合い荷物を渡したり貰ったりして、良い関係・環境で働けているので、収入も上がるばかりです!稼ぎたい!という気持ちで常に仕事をしているので、荷物をください!と積極的に社員さんに声をかけています。
あの時ぶつかり合っていなければ、今、続いていないかもしれません。


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この仕事で良かったなと思うことは?

福元さんマイペースで仕事ができることですね。
他のドライバーさんとのコミュニケーションやお客様とのコミュニケーションの取り方次第で売り上げも変わると思っています。
現に、私が担当しているエリアも元々は不在が多いエリアで有名でした。ただ、お客様に対して、積極的にコミュニケーションを取ることや、時間帯の把握などを意識していることで不在が減りました。そういった工夫を行い、働き方を変えられる環境はこの宅配ならではだと思っています。
私が担当になることで、不在になるお客様が減ったというデータを管理者の方から教えていただいたときは本当に嬉しかったです。
努力次第でお客様も行動を変えてくれたことが何よりありがたいです。
これからも地域のお客様のために頑張ります!!