VOL.87 梯 太郎さん|物流時代 DRIVER'S INTERVIEW
VOL.87 梯 太郎 さん 38歳
今回は、飲食業から転職された梯さんにお話を伺いました。
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軽貨物の仕事を始めてどのくらい経ちましたか?

梯さん半年くらいです。

前職はどのような仕事をされていましたか?

梯さん飲食業に20年程、携わっていました。

どのようなきっかけで転職されたのでしょうか?

梯さんコロナの影響があり、勤めていた飲食店が営業休止という扱いになりました。その後、営業再開の見通しも立たないという状況になり、同じ飲食店での転職は厳しいと思ったので、全く別の業種に就こうと思ったのがきっかけです。
給料が出ないという経験をはじめてしましたね(笑)

なぜ軽貨物業を選んだのでしょうか?

梯さん車の運転が好きなのと、一人で黙々と仕事が出来るという働き方に憧れがあったので自分にぴったりだと思いました。


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異業種へ転職をしてみていかがですか?

梯さん最初の3か月間は、がむしゃらに目の前の仕事をこなすだけでした。売り上げがいくらなのか。今月はいくら稼ごうか。など考える余裕はありませんでした。3か月経ったあたりから、コースにも慣れて、時間にも余裕が出てきたので、個数の調整や目標設定を立てることが出来るようになり、この仕事で頑張っていける!と自信が付いてきました。

数ある軽貨物事業会社の中から物流時代を選んだ理由は?

梯さんインターネットで求人を探していたのですが、物流時代さんの求人を見た時に他社様と違って特に用意するものもなく、身一つで仕事ができるんだ。と思い、ここに決めました。

契約をしてからどのくらいの期間で現場に入りましたか?

梯さん1週間くらいで現場研修がスタートしました。

車両は物流時代のレンタルですか?

梯さんはい。そうです。本当に身一つで何も用意していないので、大変感謝しています。


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辛かったときはありますか?

梯さん初めは、何時間に何個の荷物を配らなくてはいけないのか。と単純に計算をしていたので、僕の中では1時間の中で10個の荷物を配ればいいんだ。という考えでいました。ただ、上手くいくはずもなく、時間に追われる毎日だったので、実際は、1時間に10個も配れないんです。結局は、その日の目標としていた配達完了数とは程遠い個数で、違う日で個数をカバーしなくてはいけない日々が続きました。プレッシャーばかりかかっていた日々を思い出しますね。今思えば、毎日のように反省したり、ここは改善できたかなと自分自身と向き合っていましたね。

現在の平均配達完了個数は?

梯さん150個くらいです。

今の目標はありますか?

梯さん数をこなすことが目標ですが、12月の繁忙期は200個くらいの荷物を配っていました。毎日200個という数をこなすことを目標としてしまうと「質」が下がってしますような気がします。雑になってしまうような仕事は避けたいので、僕は、150個~160個あたりの荷物を「質を高く」配送することを目標にしています。


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前職での経験がこの仕事で活かされていると思うことはありますか?

梯さんはい。飲食業では接客がメインでしたのでお客様とのコミュニケーションが非常に大事だと思っています。宅配の接客は一瞬ですので、その一瞬の接客でどのようにお客様に好印象を与えることが出来るのか。というのは難しい所でもありますが、飲食業での経験が役に立っていると思います。

この仕事の楽しさとは?

梯さんそうですね。仕事は一人で黙々とするだけなので楽しさというよりかは孤独感の方がありますね(笑)ただ、他の委託ドライバーさんや、同じ配属先の仲間と話をしたりするのはすごく楽しいです。孤独感から一気にチームワークというか仲間が増えた感じですね(笑)

異業種からの転職でも続けられる仕事ですか?

梯さんはい。簡単に言うと物を運ぶ仕事。なので、誰でも出来る仕事だと思っています。
その中で「価値を見つける」ことが出来ると楽しくなっていきますし、目標も見えてくると思います。
楽しみは自分で作っていける環境ですね。

将来の夢はありますか?

梯さんそうですね。しっかりと今の仕事で貯金をして、居酒屋や喫茶店、お茶屋さんなど老後にのんびりとした生活の中でお店を出していけたらなと思います!